■約束の地を見つけた■〜もう聞き手は必要としない〜

 おはようございます。


正月3日今朝も冷えてます。


青天を衝け!総集編でも見て、

酒呑んで過ごします。


今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




1960年代初めの六月の夜、

マクルーハンは啓示を受け、

自分が話し続けてきたものの

全貌を目にし、

それを告げたくてドラッカー家に

駆け付けたのだった。



そしてドラッカーは、

その夜彼が語ったことは、

彼の最も重要にして、

明晰かつユニークな著作、

『グーテンベルクの銀河系活字人間の形成』

として世に出た、

と続ける。



それは、

クールなメディアと

ホットなメディアについて論じ、

世界の部族化について論じたもので、

『メディアの理解』は

その二年後に出版され、

それが彼を有名にした。





「だがその頃には、


 相変わらず友人ではあったものの、


 わが家に立ち寄ることはなくなっていた。


 あの嵐の夜、マクルーハンは


 約束の地を見つけたのだった。


 その後は、もう聞き手は必要としなかった。、」



(3 アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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