■『リア王』のケント伯■~父親と共に引退~

 おはようございます。


雲の多い蒸し暑い高知の朝です。

今日は曇り空で湿気の多い

一日になりそうです。


月曜日、今週もよろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

ルイスの娘キャスリンには、

権力と虚栄に侵される前の若き父親の、

あの広く知られた人間的な魅力があった、

とした。



そして彼女は、

あくまでも父親を立て、

結婚しようとしたことも何度かあったが、

結局は父親の面倒をみるべく

諦めたとの噂もあった、

と続ける。



彼女は父親が記者に会うときには、

必ず同席したが、

父親が振ってこない限り口を

はさむことはなく、

父親が引退すると、

彼女も引退した。







「褒められることはおろか、


 感謝されることも、


 気づかれることもない


 『リア王』のケント伯に相当する者が、


 ジョセフィン・ローチェだった。」




(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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