■破壊を目指す陰謀■~最後にして最良の地~

 おはようございます。


まぶしい日が差し始めた高知の朝です。

今日は時々雲もかかりそうですが、

軽く30度を超えた熱い一日になりそうです。


熱中症とコロナ感染、お気を付けください。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーがルイスに最後に会ったのは、

ヒトラーがソ連に侵入した直後、

日本が真珠湾を攻撃する少し前のことだった、

とする。



彼は、アメリカを戦争に

引きずり込みつつある

権力に飢えた政治家を罵倒し、

ルーズベルトは、

何とかしてヒトラーに

アメリカを攻撃させるに違いないと断じた、

と続ける。



当時の誰もがそうであったように、

彼は日本には関心を持っておらず、

来るべき戦争が、

銀行資本、兵器製造業者、インテリ、

経営者による自由、正義、平等の

破壊を目指す陰謀であるとした。



そして彼は、次の通りまくしたてた。






「すでにフランスとオランダの植民地を手に入れた。


 次はイギリスだ。


 こうしてアメリカは、


 最後にして最良の希望の地だったことを忘れ、


 世界を救うために帝国主義大国になるという


 ルーズベルトの宣言に


 拍手を送ることになるんだ」




(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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