■三人の制服軍人■~大きな紙包み~
おはようございます。
薄い雲を通して明かりが射す中、
小雨が降ってます。
さっきは雷も聞こえた高知の朝です。
晴天だと灼熱、
雲が出ると蒸し風呂。
この時期の高知生活は数十年ぶりやけど厳しい。
早く慣れんとね。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ワシントンでの初仕事で、
一緒に働く者全員が
経験の少ない文官ばかりで、
初めて軍用車が玄関脇に
横づけになったときは、
皆して大騒ぎをした、
とした。
そして、軍用車から初めに
運転手の隣の男が降り、
彼の側の後部座席のドアを開け、
若い男が降り、
さらにその若い男が
車の後ろをぐるっと回って、
反対側のドアを開けると、
太った年輩の男が出てきた。
もちろん全員が制服の軍人で、
年輩の男が大きな紙包みを若い男に渡し、
若い男が運転手席の隣から
最初に出てきた男にその紙包みを渡した。
「そうして三人が一列になって入ってきた。
私たちの事務室に入ると、
年輩の男が大佐である旨を自己紹介し、
秘密書類を持ってきた旨を告げた。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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