■コーディリアとケント伯■~悪魔に魂を売った~
おはようございます。
東の空が仄かにあかく染まってきました。
しかし今日は雲の多い一日、
雨も降りそうですね。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ルイス自身は、1937年以降、
自らの無力と部下の反抗を気に病み、
自らをシェイクスピアのリア王に擬した、
とした。
彼から権力を与えられながら
背を向けた二人の恩知らずの子供によって、
荒野に追いやられたリア王であるとしたのだ。
ドラッカーは、
その一人がルーズベルトであり、
もう一人が、
彼がCIOの後継会長に選んだ
フィル・マレイだった、
とする。
ルイスによれば、彼らもまた、
外交の悪魔に魂を売ったがゆえに、
彼を裏切り、彼を見捨てたのだった。
「リア王と同じように、
彼にもコーディリアとケント伯がいた。
そしてこの二人も、
ルイスに劣らず興味深い人物だった。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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