■ジョセフィン・ローチェ■~石炭会社オーナーの娘~

 おはようございます。


雲の多い高知の朝です。

蒸し暑い一日、午後には

にわか雨の可能性もありそうです。

お気を付けください。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

気づかれることもない

『リア王』のケント伯に相当する者が、

ジョセフィン・ローチェだった、

とした。



そして、このジョセフィン・ローチェは、

ルイスと同年の1880年生まれで、

父親は西部最大の石炭会社のオーナーという、

アメリカでも屈指の金持ちだった、

と続ける。



ルイスの最初の労働争議の相手が、

彼女の父親で、彼女が大学生のときだったが、

彼女は労働者の大義への転向者、

父親の敵の弟子となった。



ドラッカーは、

彼女自身ソシアル・ワーカーとして

将来を嘱望されたが、

父親が遺した石炭会社を立派に経営した、

とする。








「しかし、彼女が最も力を入れたものが、


 ルイスの労働組合運動とUMWへの支援だった。


 彼女はこれに人生と財産を捧げた。」




(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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