■中立の放棄と介入政策■~社会正義を捨てる~
おはようございます。
朝から雨、涼しい高知です。
今日は一日この雨が
強弱をつけながら続きそうです。
そんな中ですが、
母親を連れてよさこい温泉のある
ロイヤルホテル土佐に一泊してきます。
温泉浸かって酒飲むには雨もよろし。
土曜日、良い連休をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
1937年にルイスは、
労働界のほぼ一致した反対を押し切り、
リトル・スチールと呼ばれる
鉄鋼四社に対するスト突入を決めた、
とする。
そして、彼はこの決定に対して、
政府介入による勝利を期待していたのだが、
ルーズベルトは中立を守ったため、
スト指令の撤回を余儀なくされた、
と続ける。
ルーズベルトが火中の栗を拾わなかったのは、
鉄鋼労働者自身と世論が
ルイスのストに反対していたからだったが、
彼は、裏切られたと思った。
そしてルイスが、その原因と見たものが、
ルーズベルトによる中立政策の放棄と、
介入政策の採用であり、
彼はドラッカーにこう言った。
「アメリカの大統領は、
外国で冒険をしたくなると、
労働者を捨ててまでも
経営者に取り入ろうとする。
社会正義を捨てて、
生産と利益を追求する。
アメリカを裏切り、帝国主義者になる」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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