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■仕事に貢献を組み込む。■~成果、価値、人材育成~

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おはようございます。 明日から8月、 さらに暑い夏がはじまりますね。 今日は都知事選投票日、 神奈川県民としても、 他人事ではなく注目の選挙、 有権者は良識ある選択をして欲しい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ~何において貢献をなすべきか。  仕事に貢献を組み込む。~ ★とるべき行動   成果、価値、人材育成において自らはいかなる貢献をなすべきか? ★身につけるべき姿勢   自らの地位から考えて、貢献をなすべき最も重要な領域はどれか?   いかにしてその貢献を増大させるか? ドラッカーは、 あらゆる組織が、成果、価値、人材育成という 三つの領域での貢献が必要だとする。 そして、これらすべてにおいて 貢献がなされなければ、 組織は腐り、いずれ死ぬ、 と続ける。 したがって、 この三つの領域における貢献を、 あらゆる仕事に 組み込んでおかなければならない。 貢献に焦点を合わせるということは、 責任をもって成果をあげるということであり、 貢献に焦点を合わせることがなければ、 やがて自らをごまかし、組織を壊し、 ともに働く人たちを欺くことになる 「仕事がすべてではないが第一である。  たしかに、働くことの  他の側面において不満足であれば、  最も働きがいのある仕事さえ  台無しになる。  ソースがまずければ、  最高の肉も台無しになる。  だが、そもそも仕事そのものに  やりがいがなければ、  どうにもならない。  これは子供にもわかるほど  明らかなことである。」 ~『プロフェショナルの原点』(第3章 いかなる貢献ができるか)

■貢献を問うこと■~自らの覚悟とする。~

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おはようございます。 梅雨明けした途端の真夏日和。 今日は代々木公園で開催される 台湾フェスタ2016を楽しんできます。 アルコールだけでなく、 水分も十分にとりましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ~自らの貢献を問わなければならない。~ ★とるべき行動   なすべき貢献を列挙し、それぞれに目標を設定する。 ★身につけるべき姿勢   組織全体としてなされるべきことをなすことを自らの覚悟とする。 ドラッカーは、 自らの貢献を問うことは、 可能性を追求することである、 とする。 そして、そう考えるならば、 多くの仕事において 優秀な成績とされているものの多くが、 その膨大な可能性からすれば あまりに貢献の小さなものであることがわかる、 と続ける。 「企業の使命と目的を定義する際の出発点は   一つしかない。  顧客である。  顧客を満足させることが   企業の使命であり目的である。  われわれの事業は何かとの問いは、  企業を外部、すなわち顧客と市場の観点から見て、  初めて答えることができる」 ~『プロフェショナルの原点』(第3章 いかなる貢献ができるか)

■全体の成果に貢献する■~責任を中心に据える。~

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おはようございます。 明るい陽射しがさす川崎の朝です。 ついに関東地方も梅雨明け、 さぁ、夏になりますよ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ~自らが行うことについては常に不満がなければならない。 よりよく行おうとする欲求がなければならない。~ ★とるべき行動   組織全体に対してなしうる貢献を列挙し、これまでの貢献と比較する。 ★身につけるべき姿勢   常に全体の成果を意識する。 ドラッカーは、 人類史上ほとんどの人間は、 なすべき貢献は決まっており、 自らなすべき貢献を考える必要はなかった、 とする。 農民や職人は、仕事で決まっており、 家事使用人はご主人の意向で決まっていた。 しかし、もはや決まったことや 言われたことだけを行うという 時代に戻るわけにはいかない、 と続ける。 とくに知識労働者たる者は、 なすべき貢献は何かを 自らに問わなければならない。 「成果をあげるには、  自らの果たすべき貢献を考えなげればならない。  手元の仕事から顔を上げ、目標に目を向ける。  全体の成果に対して影響を与える貢献は何かを問う。  そして、責任を中心に据える。」 ~『プロフェショナルの原点』(第3章 いかなる貢献ができるか)

■貢献に集中する■~責任をもつがゆえに自由になる~

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おはようございます。 今日も雲に覆われた川崎の朝です。 昨年の日本人の平均寿命が、 男性が80.79歳、女性が87.05歳と 発表された。 もちろん伸びている、最高記録である。 子供が減って高齢者が増えれば当然の結果で、 問題はその出生率の低下、 少子化でしょうね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ~成功の鍵は責任である。~ ★とるべき行動   自らがなすべき貢献を列挙する。 ★身につけるべき姿勢   時間とエネルギーを貢献のために使う。 ドラッカーは、 成功の鍵は責任であり、 自らが責任をもつことであり、 あらゆることがそこから始まる、 とする。 そして、 責任ある存在になるということは、 真剣に仕事に取り組むということであり、 仕事にふさわしく成長する必要を 認識するということである、 と続ける。   「好きなことをするというだけでは  自由にはなれない。  勝手気ままにすぎない。  いかなる成果もあげられない。  貢献もなしえない。  自らのなすべき員献は何か  との問いからスタートするとき、  人は自由になる。  責任をもつがゆえに自由になる」 ~『プロフェショナルの原点』(第3章 いかなる貢献ができるか)

■いかなる貢献ができるか■~自らに多くを要求する。~

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おはようございます。 今朝もスッキリしない空模様の川崎です。 東京地方はさほど気温は上がらず、 過ごしやすくなりそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 成果をあげるには、 貢献に集中して 取り組まなければならない、 とする。 そして、 貢献に意識を向けるならば、 関心を自らの専門分野から 全体の成果に移さなければならなくなる、 と続ける。 外の世界に意識を向けることが必然となる。   「成果をあげるには、  自らに多くを要求しなければならない。  どれほど要求するかによって、  成長の度合いは決まる。  少ししか要求しなければ少ししか成長しない。  多くを要求すれば巨人にまで成長する。」 ~『プロフェショナルの原点』(第3章 いかなる貢献ができるか)

■情報の入手を容易にする■~変化と継続の調和~

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おはようございます。 梅雨空の広がる 川崎の朝です。 7月も余すところ一週間、 もう直ぐ梅雨明けなんでしょうね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ~情報は時間を節約するはずのものである。~ ★とるべき行動   情報の伝達に何か漏れはないか? 何か遅れはないか? ★身につけるべき姿勢   あらゆることについて情報の入手を容易にする。 ドラッカーは、 何を誰に知らせるべきか考えることを 当然としなければならない、 とする。 そして、 このことは、情報化の進展により、 協力して働くべき者たちが 常に隣り合って働くとは 限らなくなっていく状況の下にあって、 ますます重要になっていく、 と続ける。 「変化と継続の調和のためには、  情報に対する不断の取り組みが不可欠である。  信頼の欠如や不足ほど継続性を損ない、  関係を傷つけるものはない。  したがって、あらゆる組織が、  何を誰に知らせるべきか考えることを  当然としなければならない。」 ~『プロフェショナルの原点』(第2章 汝の時間を知れ)

■組織の構造を点検する■~目的達成の手段~

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おはようございます。 薄雲リの川崎の朝です。 ポケモンGOが配信開始され、 早速トラブルが起こっている。 本人達がモラルを持てない、 企業はコントロールできない。 となれば、法的規制しかないのだろうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ~組織構造の間違いは時間の無駄をもたらす。    その症状の一つが会議の多さである。~ ★とるべき行動   会議を減らす方策を考える。   会議抜きでみなが情報を人手できるようにならないか? ★身につけるべき姿勢   目的のあいまいな会議はもたない。 ドラッカーは、 会議は元来、組織の欠陥を 補完するためのものであり、 人は仕事をするか 会議に出るかのいずれかである、 とする。 両方を同時に行うことはできない。 そして、理想的に設計された組織とは、 会議のない組織である、 と続ける。 「組織構造は戦略に従う。  組織構造は目的達成の手段である。  組織構造に取り組むには  目的と戦略から入らなければならない。  これこそ組織構造についての  実りある洞察である。  組織づくりにおける最悪の失敗は、  理想モデルや万能モデルを、  生きた組織に機械的に当てはめようとするとき生じる」 ~『プロフェショナルの原点』(第2章 汝の時間を知れ)