∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 坂本龍馬の命日に当たって ■

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1867年(慶応3)の昨日(11月15日)坂本龍馬が京都の近江屋で暗殺され143年となる。(近江屋事件)

戸籍上生きている人がいるほど最近のことなんですね。


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ドラッカーは明治維新を、歴史上類を見ない転換期と捉えている。

この出来事を経て、日本の政治、経済、文化、コミュニティのあり方等々が大きく変わり始めた。

異質で未知の新しい文化、言葉、技術を積極的に取り入れ、それまでの”日本人”文化と融合させて

進歩的な国作りを目指すという大事業であった。



龍馬は既成の価値観、枠組み、コミュニティを新しい価値観、枠組み、コミュニティに変えるという

社会的イノベーションに命を賭してチャレンジしたわけですね。



その後150年の現在の日本を見て、龍馬は果たしてその思いが実を結んだと喜ぶだろうか、、、



ドラッカーは今の日本のこの困難な状況は、その明治維新をも超える大転換期にあるからだと指摘する。

龍馬が命を賭してチャレンジしたイノベーションを引き継ぐイノベーション、その旗手である我々が

手に入れなければならないものは、軍艦や鉄砲ではなく新しい知識と工夫、変革への熱意である。



命日に当たって、この先駆者 龍馬の持った真摯さ、熱意、勇気に敬意を表すると共に、今の状況を乗り越える

思いを強く胸に刻まなければならないと思います。









≪PM研究会≫

http://www7b.biglobe.ne.jp/~pm-consortium/index.html








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