■望ましくない部分最適■~時間の長さや影響の度合い~
組織設計で行うべき4つの分析。
NO3【決定分析】
意思決定分析、四つの観点
◆影響する時間の長さ
意思決定によって、将来の行動を束縛される期間によって分類すること。
◆他の部門や他の分野、あるいは組織全体に与える影響の度合い
意思決定によって、他の部門や他の分野、
あるいは組織全体に与える影響の度合いによって分類する。
そして、その影響が部門内だけの場合は意思決定は低いレペルで行うべきで、
逆に他の部門に影響を与える意思決定は、一段高いレペルで行うか、
影響を受ける部門と協議のうえで行わなければならない。
ドラッカーは、ある一つの分野を最適化するために他の分野を犠牲にすることは、
望ましくない部分最適であるとする。
「一つの職能あるいは一つの分野における最適化を、
他の職能や他の分野での犠牲によって達成しようとしてはならない。
それは望ましくない部分最適である。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(第7章 マネジメントの組織 32 組織の基本単位)
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