■最大限の自立性を持った行動■~考えと行動の周知徹底~
トップマネジメントがチームとして機能するための厳しい条件。
◆自立性は、自らの考えと行動を周知徹底させているときにのみ許される。
トップマネジメントの仕事は、自らの分野について、自立した責任をもってそれぞれ
のメンバーが執行しなければならない。
しかし、その"自立"は、組織全体の成果を損なう様な独善や、明らかな違反の無いこ
とが前提となる。
その危険を防ぐために、各メンバーは、自らの考えと行動を他のメンバーに周知徹底
させなければならない。
「トップマネジメントの仕事は、意思の疎通に
精力的に取り組むことを要求する。
それは、各メンバーが、それぞれの担当する分野で
最大限の自立性を持って行動しなければならないからである。
そのような自立性は、自らの考えと行動を
周知徹底させているときにのみ許される。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)
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