■チームを装った独裁の危険■~もっともらしく見えるだけ~
おはようございます。
今日は青空がいくらか顔を覗かす川崎の朝。
3連休中日の人も多いかと。
今日は旧暦の1月1日、いわゆる旧正月。
横浜の中華街も賑わうでしょうが、やはり爆竹鳴らすのか?
中国本土では、このお祭り騒ぎで、多くのPM2.5が発生した。
日本の基準の80倍の値とのことである。
”祭りだから、そんなこと関係ない”との中国国民の声があった。
一事が万事、ここらあたりがそもそもの源か。
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ドラッカーは、トップマネジメントは、チームで行うべき仕事であるとする。
なぜか?
それは、マネジメントの役割が要求するさまざまな体質を
一人で全て持つことは不可能であり、
一人ではこなしきれない量の仕事があるからだ。
しかし、組織図ではトップマネジメントチームが存在しても、
実際には機能していないことがある。
そこで、”チームを装った独裁の危険”を防ぐための
組織構造が必要となる。
そのためには、それぞれの仕事をそれぞれの資質、性格、体質に応じて
特定の人間に割り当て、その者が直接かつ全面的に
責任を負う構造とすることが必要となる。
そしてさらに、このチームのメンバは、トップの役割ではない責任を
担わなくてもすむようにしなければならないとする。
「事業部グループという現業の長をつとめながら、
時間の一部、たとえばその三割の時間を企業全体の
トップマネジメントの仕事に向けている。
もっともらしく見えるが、うまくいくはずがない。
トップマネジメントの役割を果たすには、日常の仕事に忙しすぎる。
トップマネジメントとしての貢献ができなくなる。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)
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