■「強制選択」なる規律■~機会と人材に対する順位づけ~
おはようございます。
雲の多い、連休中日、好天はなさそうですね。
マー君についに黒星がついた、しかし負けてなお強し。
良い試合だった、さぁラストだ頑張れ!
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雲の多い、連休中日、好天はなさそうですね。
マー君についに黒星がついた、しかし負けてなお強し。
良い試合だった、さぁラストだ頑張れ!
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
企業が活動するために重要なことは、
有能な人材を最大限利用することである。
そこで、気をつけなければならないことがある。
卓越した人材を集中させずに分散させることである。
強みが力を発揮するには、集中が必要であり、
大きな機会に立ち向かうには、集中した注意力と献身が求められる。
ドラッカーは、その為にマネジメントは、
心理学の「強制選択」なる規律を
自らに課さなければならないとする。
「強制選択」とは何を行うことなのか?
まず最初に行う強制選択は、大きな機会を曖昧さ抜きに順位付け、一覧を作る。
次に行うことは、卓越した人材やチームに対し、同様に順位付け、一覧を作る。
そしてこの二つの一覧から、上位から順に機会に上位の人材を割り当てるという作業を行う。
これを繰り返すことにより、大きな機会に卓越した人材を割り当てることができる。
「強制選択」とは、機会や、人材に対する思い入れや、様々な事情を排除して、人材配置を行うための手法と言える。
このことにより、下位順位の機会が、上位順位の機会を犠牲にして人材の割り当てを受けることはなくなる。
「人材の配置は致命的に重要な決定である。
この配置の決定が、成果のためのプログラムとなるか、
それとも単なる紙くずにすぎないプログラムとなるかを決める。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第9章 強みを基礎とする)
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