■未来を今日築く■~リスクが富を生む~
おはようございます。
雲の多い川崎の朝、どうやら天候不調の週末の模様です。
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雲の多い川崎の朝、どうやら天候不調の週末の模様です。
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人には予知能力はないので、明日何が起こるか分らない。
したがって、明日は今日とは異なる予測不能な何ものかとなるのだ。
このことは、次のことを意味している。
●未来の予測をベースにして、今日の行動を考えることは無駄であり、
得るものはせいぜい既に発生した事象の影響を見通すだけに過ぎない。
●未来は今日とは違うという事実は、
予測せざることや予期せざることを起こさせることが可能となる。
そこで、今日すべきことは、
●明日すべきことを検討・決定することではない。
●明日の為に今日何をすべきかを検討・決定すること。
しかし、分らないものに向き合うことにはリスクが伴う。
ドラッカーは、このリスクを伴った行動を、合理的な行動であるとする。
成長のない事業に安住するという無為のリスクが一番大きなリスクである。
そのリスクに比べればこのリスクは小さい。
この行動に必要なことは、リスクに立ち向かうという信念、企業家精神だ。
そしてその上で、補完的な2つのアプローチを示す。
①「すでに起こった未来」を予期する
②「未来を発生させる」
「われわれは未来について、二つのことしか知らない。
一つは、未来は知りえない。
二つは、未来は、今日存在するものとも
今日予測するものとも違う。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第11章 未来を今日築く)
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