■継続学習の要■~イエズス会とカルヴァン派の教訓~

おはようございます。


曇り空の川崎の朝。
昨日は寒い雨の一日でした。

今日もすっきりしないようですね。



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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、「私の人生を変えた七つの経験」として、
自分自身の経験について語る。


●書きとめておく
次の教訓は、1937年にアメリカに移住し何年か経ったころの、
勉強のテーマとして取り上げた
15世紀から18世紀にかけてのヨーロッパの事例。

当時ヨーロッパでは、カトリック社会におけるイエズス会と、
プロテスタント社会におけるカルヴァン派
この二つの社会的機関が力を持っていた。
そして、この二つは別々に創設されていたが、
同じ方法によって成長していたことを知った。

その方法とは、何か重要な決定をする際に、
期待する結果を書きとめておき、
一定期間経過後、実際の結果とその期待を
見比べなければならないという決まりがあることだった。

彼らは、このことにより、以下のことを知ることができた。
 ・自分は何がよく行えるか、何が強みか
 ・何を学ばなければならないか
 ・どのような癖を直さなければならないか
 ・どのような能力が欠けているか
 ・何がよくできないか

ドラッカーは、この方法を50年以上続けることにより、
継続学習の要である以下のことを知ることができたとする。
「自らの強みが何か」
「それらの強みをいかにしてさらに強化するか」
「自分には何かできないか」を知るこができる。



「この方法は、『強みは何か』という、

 人が自らについて知ることのできる

 もっとも重要なことを明らかにしてくれる。

 『何について改善する必要があるか』

 『いかなる改善が必要か』

 も明らかにしてくれる。

 さらには、『自分かできないこと、

 したがって行おうとしてはならないこと』も

 教えてくれる。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)









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