■教えることの成果■~小さなベニントン大学の教員~
おはようございます。
曇り空の川崎の朝です。
これから雨が降ったり止んだりの
一日になりそうです。
火曜日、今日も健やかにお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
いずれの型の教師も
狙いとするものは同じで、
いずれにとっても、
教えることの成果は、
生徒の学びにあり、
生徒が学ぶことにある、
とする。
ドラッカーがこのことを
明確に認識したのが、
教師観察を始めて何年も経った後の
1942年、ニューイングランド地方の
小さな女子大学、
ベニントン大学の教員になってからのことだった、
と続ける。
当時ベニントンは
創立10年の個性的な大学で、
学長のルイス・ウェブスター・ジョーンズは、
舞踊家のマーサ・グレアム、
心理学者のエーリッヒ・フロム、
建築家のリチャード・ノイトラなど
錚々たる教師を教授陣に招いていた。
「彼は、教えることと学ばせることに
一流の人たちを集めていた。
教授陣は総勢45人という小さなものだった。
彼らの全員が最高の教師だった。
ジョーンズ学長の下では、
最高でなければ残れなかった。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)
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