■ヨーロッパで一番偉い人■~強烈な印象として残った~
おはようございます。
曇り空、昨夜から蒸し暑さが続く
川崎の朝です。
今日の午後は雨、
所々で雷雨の予報も出ていますので、
お気を付け下さい。
水曜日、今日も健やかにお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
自身がフロイトに紹介されたのは、
8歳のときにフロイトの住まいの隣にある、
組合食堂で居合わせたときに、
握手をさせられたことが、
唯一のつながりであった、
とした。
そして、子供の頃握手をした他の大人のことは
全部忘れたのに、
フロイトだけは未だに覚えている、
と続ける。
その理由をドラッカーは、
両親から、オーストリアで一番偉い人、
もしかするとヨーロッパで一番偉い人にお会いしたんだから、
この日のことを憶えておきなさいと言われ、
この「一番偉い」という点が
強烈な印象として残ったのだった、
とする。
「今日に至るも、
フロイトに関して重要なことは、
そこにある。
両親はフロイトの弟子ではなかった。
母などは、フロイトの精神分析論だけでなく、
フロイト自身にも批判的だった。
しかしその彼らが、
なぜか「オーストリアで一番偉い人、
もしかするとヨーロッパで一番偉い人」と言ったのだった。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 4章フロイトの錯誤とその壮大な試み)
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