■カリスマ性と方法論■~偉大な教師とされたソクラテス~

おはようございます。

雲の多い空から、
明るい陽が射す川崎の朝です。

東京でのコロナ感染者数、
高い数値での推移が止まらない。
積極的な攻めの対策として、
検査数を増加させたことが要因と
行政は説明している。

圧倒的に足らないとされてきた検査数を増やせば、
陽性数増加は当然のことで、
膨大な感染者が市中に溢れていることの
証左なんだろう。

一方で、行政としての制限は行わず、
個人の良心に委ねていくという方針らしいが、
これでは、陽性数が減少するという状況は
考えられないんでしょうね。

健やかな日曜日をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
天賦の教師が学習指導者の
方法論を手にすれば、
鬼に金棒となる、
とした。


そして、ゾフィー先生には
カリスマ性があり、
エルザ先生には方法論があった。
さらにゾフィー先生は悟らせ、
エルザ先生は方法を与えた、
と続ける。



ドラッカーは、
ゾフィー先生はビジョンを描かせる、
天賦の教師であり、
エルザ先生は学びへと導く学習指導者だった、
とする。




「この二つの教師像は、

 ソクラテスどころか

 古代ギリシャ人にとっての常識だった。

 歴史上ソクラテスは偉大な教師とされてきた。

 しかし本人は、教師と呼ばれることに

 少なからぬ抵抗を感じたに違いない。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)

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