■ジョークこそが本質■~非ユダヤ人は気難しく退屈~
おはようございます。
東の空が朝焼けに染まる
川崎の朝です。
今朝はずいぶん涼しく感じます。
これから気温上昇、
雨の心配もなさそうですね。
木曜日、今日も一日健やかにお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
フロイトは非ユダヤ人を
引き入れることに
意識して力を入れたが、
やがて彼らのすべてと絶縁した、
とした。
そして、彼は、
まさに1890年から1914年
という精神分析の発展期に、
ヨーロッパ大陸の男性非ユダヤ人の
すべてと縁を切っていったが、
カール・ユングがその典型だった、
と続ける。
またフロイトは、
男性の非ユダヤ人と
付き合うことができなかったが、
一段下に位置づけていた
女性とは付き合えた。
ドラッカーは、
フロイトの仲間たちも、
ドイツ文化に心酔はしていても、
あくまでもユダヤ人であり、
彼らが口にするのは、
あくまでもユダヤのジョークだった、
とする。
「しかも彼らの説によれば、
ジョークこそが人間の本質を表すものだった。
ユダヤ人にとっては、
非ユダヤ人は退屈で気難しく、
打ち解けず、いらいらのもとだった。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 4章フロイトの錯誤とその壮大な試み)
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