■トラウン伯爵とマリア・ミュラーの物語■~クリスマスと元日はわが家に来た~
おはようございます。
東の空から眩しい日が射す
川崎の朝です。
今日も暑そうな一日です。
熱中症にはお気を付けください。
土曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
本日から、第5章。
ドラッカー家から、
葡萄畑と果樹園沿いの道を
20分ほど歩いた
ウィーン郊外の村に住んでいた、
マックス・トラウン・トラウネック伯爵と
ソプラノ歌手マリア・ミュラーとの交流のお話。
彼らがドラッカー家にやって来るのは、
クリスマスと元日の年二回だけで、
マリア・ミュラーはウィーン国立劇場の
幹部女優であり、プロデューサー兼演出家だった。
彼女は、たとえ自分が出演していなくとも、
公演日に劇場にいることは
自分の務めであるとし、
公演のない日は、
イースター前の金曜を除けば、
クリスマスと元日だけだった。
「二人は、
クリスマスと元日は
必ずわが家に来た。
昼食の前に、ワインと花を手にやって来た。
伯爵には年輩の執事、
マリアには年輩の着付け係が同行していた。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)
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