■働き手を人間らしく■~自主運営型のコミュニティ~

 おはようございます。


東の青空が赤く染まり始めた

高知の夜明けです。


昨日は雨模様で肌寒い一日でしたが、

今日はピッカピカの晴天となりそうです。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

事業内容が

多岐にわたっている企業においては、

分権制の導入なくして

経営は成り立たないという

信念を持っていた。



クレイムズは、

ドラッカーの啓発もあり、

1980年代には、

フォーチュン500社の

四分の三以上が分権制を

取り入れていた、

と続ける。



ドラッカーはまた、

働き手を人間らしく

扱うべきだと強い説得力で論じた。



それまで働き手は、

組織の歯車として

非人間的な扱いを受け、

会社の資産ではなく

費用源と見なされていたが、

ドラッカーは、

働き手自身により多くの判断を

任せるべきだとも論じ、

工場に自主運営型の

コミュニティをつくるとよい、

と主張した。







「個人と企業の関係を


 詳しく論じたため、


 その内容が以後数々の


 ビジネス書の土台となった。」






(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第1章 チャンスは自分でつかみとるもの)

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