■アメリカ産業界の動向■~封筒の宛名書き~
おはようございます。
曇り空の高知の朝です。
昨日は愚図ついた天気でしたが、
今日は晴れ、
気持ちの良い秋日となりそうです。
土曜日、良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
株価の大暴落で投資会社を
去るはめになったが、
同僚に連れていかれた
地元の新聞社で、
産業と外交問題を担当する
記者を探していると聞かされた、
とした。
こうして一時間後、
企業での実務経験が
ほとんどないままドラッカーは、
その新聞社に採用された、
と続ける。
そしてその後18カ月ほど、
ハンブルクで見習いをしたが、
その間封筒の宛名書きしかしなかったので、
学んだことは
『エジンバラ』の綴りくらいだった、
とする。
その後ドラッカーは
ハンブルクを離れてから何年かののち、
ふたたび新聞記者となり、
以前よりも幅広い仕事を
任されることとなったとし、
さらに次のとおり続けた。
「イギリス系新聞社の
フランクフルト支局に勤務し、
アメリカ産業界の動向を追いましたから、
かなりの数のアメリカ企業と
接点を持つことができました」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第1章 チャンスは自分でつかみとるもの)
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