■知識の意味が変化した(2)■~社会と文明の転換~

 おはようございます。


今朝も晴れている高知の朝です。

東の空にソリッドな月が薄く浮かんでます。


今日も猛暑ですよ、

熱中症に気を付けましょう。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『ポスト資本主義社会』から




上田さんは、

知識が意味するものについて

二派の対立があったものの、

知識とは効用を与えるものではない、

ということが意味しないものである

ということについては、

完全な一致があったとした。



ところが1700年以降、

わずか50年の間に

テクノロジー(技術)が発明されたが、

それは技能たるテクネに、

体系を表すロジーをつけた言葉だった、

と続ける。




ドラッカーは、

数千年にわたって発展してきたテクネ

すなわち秘伝としての技能が、

初めて体系化され公開されたとし、

さらに次のとおり続ける。








「これこそが、


 やがてわれわれが


 産業革命と呼ぶことになったもの、


 すなわち世界的規模で引き起こされた


 社会と文明の転換の本質だった。」




(『ドラッカー時代を超える言葉』I 成果をあげる)

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