■上司に成果をあげさせよ(3)■~不意打ちから守る~

 おはようございます。


今日も朝からまぶしい陽が射す高知です。

8日の宮崎沖の地震に続いて昨日は

神奈川県での内陸地震。


南海トラフがタイミングを狙いながら蠢いているようで、

不気味です。


そんな中、よさこい祭りは予定通り開催、

今日から街中に爆音が溢れますよ。


土曜日、良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『プロフェッショナルの原点』から




ドラッカーは、

上司を改造し、

経営学の教科書に書いてある

理想的上司のモデルに

仕立て上げようなどと

考えてはならない、

とする。



そしてあるがままの上司が、

個性ある人間として

存分に仕事ができるようにすることが

部下たる者の務めであり、

さらには、上司を不意打ちから守るという

もう一つ務めがあると続ける。



ドラッカーは、

ビジネスの世界にうれしい不意打ちはなく、

責任のあることについて不意打ちをされることは、

恥をかかされ、

傷つけられることになるからだとし、

さらに続ける。



上司をマネジメントすることが

重要であると認識している者が、

あまりに少なく、

困ったことには、

上司をマネジメントできることを

知っている者もあまりいないとする。




「上司についてこぼしはしても、


 彼らをマネジメントしようと試みる者はさらにいない。


 しかし、上司のマネジメントはかなり容易である。


 部下のマネジメントよりもはるかに容易である。」




(『ドラッカー時代を超える言葉』I 成果をあげる)


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