■なぜ現代の組織はフラットなのか(2)■~僚友によるチーム~

 おはようございます。


今朝もよく晴れた高知です。

宴の後の高知、静かです。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『ポスト資本主義社会』から



上田さんは、

いかなる知識と言えども、

他の知識よりも

上位にあるということはなく、

知識の位置づけは、

それぞれの知識に特有の

優位性ではなく、

共通の任務に対する

貢献度によって規定される、

とした。



かくして現代の組織は、

知識の専門家による

フラットな組織であり、

実にそれは、同等の者、

同僚、僚友による組織である、

と続ける。



そこでは、

彼らの全員が、

まさに日常の仕事として、

自らの頭脳を生産手段として用い、

組織の命運にかかわる判断と決定を

連日行っているとする。



つまり、全員が責任ある意思決定者である。



ドラッカーは、次のとおり指摘する。






「現代の組織は、


 ボスと部下の組織ではない。


 僚友によるチームである。」




(『ドラッカー時代を超える言葉』I 成果をあげる)


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