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石原代表「横田めぐみさん、お妾に違いない」

維新の会、石原代表「横田めぐみさん、お妾に違いない」 めぐみさんのご両親は、自身の子供を救いだせないことを、ずっし り背中に負って苦しんでこられた。 あまりにも無神経な発言、石原さんも人の親、信じられない。 http://headlines.yahoo.co.jp/ hl?a=20130713-00000391-yom-pol

■成果は、機会の開拓から■~問題解決はプラスを生まない~

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おはようございます。 いくらか涼しい川崎の朝です。 パキスタンでタリバンに銃撃されたマララさんが、16歳の誕生日である7/12に国連本部で演説を行った。 「私を撃った男性が目の前にいて、私が銃を手にしていたとしても、撃つことはないでしょう」とした上で、 「1人の子どもと1人の教師、1本のペンと1冊の本が、世界を変え得るのです。教育こそが唯一の解決策です」と話す。 我々とは異なる困難な環境で、勇気ある行動・発言を続ける16歳の少女に敬服する。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、企業の現実を理解するために、8つの仮説を立てる。 ●仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。 問題を解決するということは、マイナスをゼロに戻すということに過ぎず、 成果を上げるためのプラスには結び付かない。 プラスの成果を生み出すには、顧客の満足を作り出すべく機会を探し、 そこに自社の強みを最大限生かせる活動を行うことが肝心なのだ。 「問題の解決は機会獲得の障害要因を取り除くのみで、  機会の開拓によってのみ成果は得ることができる。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第1章 企業の現実)     

■成果を決定するのは顧客■~経済的成果に転換するプロセス~

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おはようございます。 朝から夏空の川崎の朝、今日も一日暑くなりそうです。 参議選世論調査はいずれも与党優勢を示す。 このままだと、自民党中心政権が衆参両院を支配することとなる。 ねじれていないから法案はスムーズに通せることとなる、 国民はそれに従わなければならなくなる。 民主主義である。それでいいのか? ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、企業の現実を理解するために、8つの仮説を立てる。 その第1項 ▲成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。 成果は、企業が行った活動結果を市場が受け入れてはじめて生まれる。 つまり、企業の成果を決定するのは企業の外部の人間である顧客なのだ。 一方、その企業活動は、人モノカネを使用する内部プロセスであり、 そのプロセスはコストのみを発生させるコストセンター機能である。 そしてその活動に必要となる知識、技術、材料等は企業の外部に存在し、 それらを利用することにより企業活動は可能となる。 さらにそのような活動により、一旦作り上げた企業固有の”強み”も、 すぐに社会的な資源となって他社の利用ツールとなる。 「だれかにできたことは、他のだれもが行う」ことができるのだ。 いつまでも自社だけの独自知識ではなく、直ぐに競合の脅威に晒されることとなる。 つまり、企業活動とは外部にある資源を、外部の知識を利用して成果物に変え、 その成果物を外部にある市場において経済的成果に転換するプロセスといえる。 「成果や資源は、企業の内部にはない。  いずれも企業の外部にある。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第1章 企業の現実)     

■今日の問題と明日の仕事■~統合された戦略~

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おはようございます。 朝から夏空の川崎の朝、今日も一日暑くなりそうです。 参議選世論調査はいずれも与党優勢を示す。 このままだと、衆参両院の支配が実現する。 今回選挙からネット選挙が解禁された。 そこで、毎日新聞と立命大がツイッターと世論調査の結果を比較する試みを行っている。 ネット選挙 ツイッター分析―毎日新聞・立命館大共同研究 http://senkyo.mainichi.jp/2013san/analyze/20130701_1.html ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、企業のなすべき仕事を理解するためには、 企業の現実を知る必要があるとする。 まず、企業の仕事を次の3項目に分類する。 ▽今日の事業の業績をあげる。 ▽潜在的な機会を発見し実現する。 ▽明日のために新しい事業を開拓する。 企業は、これら三つの仕事を、今ある資源、技術、資金を使って行わなければならない。 しかもそれは全て同時に、”今日”行わなければならない。 今日と明日に向けての統合された戦略が必要なのだ。 今日の問題は資源をあまりかけずに効果的に解決し、 明日の仕事にむけて資源を集中する。 そのためには企業の現実を理解する必要があり、 ドラッカーはその理解のために8つの仮説を立てる。 「今日の問題は時間をかけず効果的に解決し、  明日の仕事にむけて資源を集中すべきで、  そのためには企業の現実、  成果を上げるための能力、  利用しうる資源についての理解が必要となる。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第1章 企業の現実)     

■なすべき正しい仕事■~愚者を賢者に、無能を天才に~

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おはようございます。 薄明るい川崎の朝、湿りっけの多い空気が満ちています。 福島第一原発の井戸から高濃度セシウムが検出された。 http://www.excite.co.jp/News/society_g/20130709/Mainichi_20130709k0000e040146000c.html 大震災に起因した原発事故は終息どころか、原因究明もなされていない。 このように続発する問題は、泥縄で現象を処理するが、 根本解決にはならず同じことを繰り返す。 そもそも原発の存在自体が抱える課題である。 にも関わらず、安倍首相は原発推進を言明する。 ”安全が確保できれば”ということ自体、安全神話でしかない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、愚者を賢者に、無能を天才に変えられるような本はないとした。 しかし、”体系”は、常人に対して、成果をあげる能力を与えるとする。 そして、本書の目的は、仕事を正しく行うことについて指摘するのではなく、 なすべき正しい仕事は何かを見つける助けとなることであると定義する。 「いかなる体系も、人間の腕そのものを伸ばすことはできない。  しかし、体系は、先人の力を借りて常人を助ける。  常任に対し、成果をあげる能力を与える。  有能な人間に卓越性を与える。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(序章)     

■企業は「何をなすべきか」■~“課題”と“活動”の体系化~

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おはようございます。 朝から夏空の川崎の朝です。 今日も雷混じりの夕立ち、ゲリラ豪雨が予想されています。 十分注意して下さい。 “千年猛暑”かもしれない。 平安時代に真夏日が突出して多い時期があったことからそう呼ばれるとのこと。 その1000年に一度の猛暑かもしれない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、序章で「創造する経営者」は、 「何をなすべきか」についての本であるとする。 テーマは、経済的な“課題”の体系化と経済的な“活動”の体系化でる。 このことにより、課題対応を容易に遂行できるようにすることである。 この本は、次の3部で構成される。 ◆第一部  ・「企業の現実」、「成果をあげるべき領域」、「コストの流れと構造」、「外部の世界から見た企業」の分析  ・分析結果から「事業の特性」、「成果を上げる能力」、「機会とニーズ」の理解 ◆第二部  3つの種類の企業活動についての機会とニーズの分析  ・今日の事業の業績をあげること  ・潜在的な機会を発見し実現すること  ・明日のために新しい事業を開拓すること ◆第三部  洞察と意思決定を成果に結びつける方法  ・企業の理念と目標、求めるべき卓越性、優先順位の決定にかかわる意思決定  ・いかなる機会を追求し、いかなるリスクを覚悟するか  ・いかなる組織構造が最適か  ・意思決定のメカニズムの組み込み方法  ・トップマネジメントのコミットメント 「伝承を知識にまとめ、思考を体系にまとめることは、  人間の能力を卑しめてマニュアルに置き換えることと誤解されがちである。  もちろん、そのような試みは、ばかげている。  しかし、体系的な知識は、今日の医師に対し、  100年前の最も有能な医師以上の能力を与え、  今日の優れた医師に、昨日の医学の天才が  想像もできなかった能力を与える。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(序章)     

■創造する経営者■~企業の内部には、コストしかない。~

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おはようございます。 明るい空の川崎の朝です。 昨日は落雷での被害者もでた。 猛暑と豪雨、まるで南洋のスコールだ。 気候の変調は早くからその兆候は出ているが、 どうも一過性のものではなさそうだ。我々の生活習慣を順応させる必要があるんでしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 企業が経済的な成果を挙げなければならないということは、 経営者だけではなく企業に働く者すべての課題である。 しかし、そのために「何をなすべきか」については、容易に理解されない。 その課題を体系化して容易に遂行するための視点、概念、方法を明らかにしようとした作品が 「創造する経営者」である。 「企業の内部には、コストしかない。  まったくのところ、  今日プロフィットセンターと呼ばれているものは、  実はコストセンターである。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(「はじめに」)