■成果は、機会の開拓から■~問題解決はプラスを生まない~

おはようございます。

いくらか涼しい川崎の朝です。

パキスタンでタリバンに銃撃されたマララさんが、16歳の誕生日である7/12に国連本部で演説を行った。
「私を撃った男性が目の前にいて、私が銃を手にしていたとしても、撃つことはないでしょう」とした上で、
「1人の子どもと1人の教師、1本のペンと1冊の本が、世界を変え得るのです。教育こそが唯一の解決策です」と話す。
我々とは異なる困難な環境で、勇気ある行動・発言を続ける16歳の少女に敬服する。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

ドラッカーは、企業の現実を理解するために、8つの仮説を立てる。

●仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。


問題を解決するということは、マイナスをゼロに戻すということに過ぎず、
成果を上げるためのプラスには結び付かない。

プラスの成果を生み出すには、顧客の満足を作り出すべく機会を探し、
そこに自社の強みを最大限生かせる活動を行うことが肝心なのだ。


「問題の解決は機会獲得の障害要因を取り除くのみで、

 機会の開拓によってのみ成果は得ることができる。」


~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第1章 企業の現実)

   


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