■「決定」の本質■~将来に対するコミットメント~
おはようございます。
雲の多い川崎の朝ですが、日中は好天とのことです。
うす曇りの空のところどころに青空が覗きます。
そういえば、関東地方はまだ梅雨なんですよね。
参議院選挙が近づいた。
先日の東京都議選は、投票率の低さが原因と思われる自民、公明の圧勝であった。
投票率の低下は、組織票を持つ政党に有利に働く。
反自公の意思を持った有権者の受け皿がないとの声が多い。
しかし、だからと言って、棄権してしまうと、
結局は組織票を持つ政党を支持することになってしまう。
受け皿となるべき党派と有権者双方の責任が問われる。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
決断を下す機会が少なくなるとした。
続いて、意思決定の本質について述べる。
意思決定とは、これからのことを決めることである。
しかし明日のことは分らない、人間に将来予測の能力は備わっていない。
にもかかわらず、何がしかの決定をしなければならない。
どうすればいいのか?
決定事項を実現に結び付けるためには、
それを責任をもって実行できる人間が必要である。
ドラッカーは、そのためには、
回りの意見を聞きチャンスとリスクのバランスを考え抜き、
人選にできる限りの時間を割く必要があるとする。
「決定とは、「将来に対する現時点でのコミットメント」でもあります。
残念ながら、人間は正確に未来を予測する能力を持ってはいません。
決断した通りにことが運ぶ可能性はせいぜい50パーセントであり、
残りの半分はうまくは行きません。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」
(第5章 経営とは?リーダーとは?)
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