■利益、資源、見通し■~事業のレントゲン写真~


おはようございます。
曇り空の涼しい川崎の朝です。

昨日も西日本を中心に豪雨被害がでている。

「これまでに経験のないような大雨」、
お気を付け下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

事業や、業績をもたらす領域の分析については、様々な数字が出てくる。
数字の洪水である。
それらのうち、意味のあるものを明確にし、その意味を、迅速、
かつ効果的に、しかも信頼できる形で明示することが重要とする。
そしてドラッカーは、これを”事業のレントゲン写真”に例える。

この分析は、第1章「企業の現実」に関する仮説からスタートする。
●利益の流れとコストの流れは、同じではない。
●事業上の事象は、成果の90%が10%の原因から生まれるという社会的事象に特有の分布の仕方をする。
●利益は売上げに比例し、そのほとんどは、ごくわずかな種類の製品や市場や顧客によってもたらされる。
●コストは作業量に比例し、そのほとんどは、ごくわずかの利益しか生まないおそらく90%という膨大な作業量から生じる。


「今日、あらゆるエグゼクティブが数字の洪水に悩まされている。

 毎日、次から次へと数字が出てくる。

 しかし、それらのうち、意味のあるものは何か。

 そしてその意味するところを、迅速、かつ効果的に、

 しかも信頼できる形で伝えるには、何をいかにして示すべきか。」

~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第3章 利益、資源、見通し)

   

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