■企業は「何をなすべきか」■~“課題”と“活動”の体系化~
おはようございます。
朝から夏空の川崎の朝です。
今日も雷混じりの夕立ち、ゲリラ豪雨が予想されています。
十分注意して下さい。
“千年猛暑”かもしれない。
平安時代に真夏日が突出して多い時期があったことからそう呼ばれるとのこと。
その1000年に一度の猛暑かもしれない。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、序章で「創造する経営者」は、
「何をなすべきか」についての本であるとする。
テーマは、経済的な“課題”の体系化と経済的な“活動”の体系化でる。
このことにより、課題対応を容易に遂行できるようにすることである。
この本は、次の3部で構成される。
◆第一部
・「企業の現実」、「成果をあげるべき領域」、「コストの流れと構造」、「外部の世界から見た企業」の分析
・分析結果から「事業の特性」、「成果を上げる能力」、「機会とニーズ」の理解
◆第二部
3つの種類の企業活動についての機会とニーズの分析
・今日の事業の業績をあげること
・潜在的な機会を発見し実現すること
・明日のために新しい事業を開拓すること
◆第三部
洞察と意思決定を成果に結びつける方法
・企業の理念と目標、求めるべき卓越性、優先順位の決定にかかわる意思決定
・いかなる機会を追求し、いかなるリスクを覚悟するか
・いかなる組織構造が最適か
・意思決定のメカニズムの組み込み方法
・トップマネジメントのコミットメント
「伝承を知識にまとめ、思考を体系にまとめることは、
人間の能力を卑しめてマニュアルに置き換えることと誤解されがちである。
もちろん、そのような試みは、ばかげている。
しかし、体系的な知識は、今日の医師に対し、
100年前の最も有能な医師以上の能力を与え、
今日の優れた医師に、昨日の医学の天才が
想像もできなかった能力を与える。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(序章)
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