■意味ある分野における、独自の貢献■~市場におけるリーダシップ~
おはようございます。
連休明けの川崎の朝、湿度、温度とも緩やかです。
文句を言うなら、投票に行け!ということで、昨日期日前投票に行った。
高齢者の他に、子供連れや若い人たちも多く、なにやらうれしい思いがした。
参院選挙投票日まで一週間、投票しても変わらないとの意見をよく聞く。
しかし、そういった人たちも、民主主義なので選挙結果に従わなければならない。
文句を言うなら、投票に行け!
行ったから言える。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、企業の現実を理解するために、8つの仮説を立てる。
●仮説4:成果は、有能さではなく、市場におけるリーダシップによってもたらされる。
業績は、顧客や市場にとって、真に価値のあるものについて、
リーダーシップを握ることにより得られる。
このリーダーシップは必ずしも企業規模の大きさとは関係がなく、
むしろ規模が大きいこと弊害となることも多い。
規模を維持追求することは、多様な市場や、製品、技術を持ち続ける必要がある。
そのために、利益率が下がり、ユニークで差別性のある仕事が困難となるのだ。
ドラッカーは、顧客や市場にとって価値あるものとは、
製品ラインの中の小さな変更や、サービス形態やチャネルの変更などを
早く安くできる能力であってもよいとする。
赤城乳業がガリガリくんに、スイカ味、コーンポタージュ味など売れ行きを見ながら、
矢継ぎ早にラインアップして、アイスキャンデーのリーダーシップをとっているのは好例だろう。
そして、これが実現できないときは企業は、限界的な存在となり、
やがて利益をあげることはおろか存続することさえできなくなるとする。
「利益とは意味ある分野において、独自の貢献、
あるいは少なくとも差別化された貢献を行うことによって得られる報酬である。
そして、何が意味ある分野であるかは、
市場と顧客が決定する。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第1章 企業の現実)
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