■読む人と聞く人■~何をではなく、いかに、~

おはようございます。

ずいぶんと暖かな川崎の朝です。
昨日は夜まで、しとしとと
雨降りの一日でしたが、
今日は雲も晴れて、
春の日和になりそうです。



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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、
個人が成果をあげるためには、
上司の強みを生かさなければならないとした。

その上司には、
読むタイプの人と聞くタイプの人がいる。
また、弁護士のように読むことと聞くことの
両方を必要とするタイプもいる。

読むタイプの人に対しては、
口で話しても時間の無駄である。
彼らは、読んだあとでなければ、
聞くことができない。

逆に、聞くタイプ人に
分厚い報告書を渡しても紙の無駄である。
耳で聞かなければ、
何のことか理解できない。

また、一定の思考過程を必要とし、
分厚い報告書がなければ理解できない人がいる。
あるいは、あらゆることについて、
60ページにわたる数字のデータを
見たがる人がいる。

またスタイルとして、
意思決定の準備のために、
初めから関与したがる人がいれば、
逆に、時期が来るまでは
何も聞きたくないという人もいる。


 
「上司の強みを考え、その強みを生かすには、

 問題の提示にしても、

 何をではなく、いかに、

 について留意しなければならない。

 何が重要であり何が正しいかだけでなく、

 いかなる順序で提示するかが大切である。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part4 意思決定のための基礎知識  5章 人の強みを生かす)





























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