■あの形式的な洗礼■~ユダヤ精神の放棄~



おはようございます。

明るい陽射しの川崎の朝です。

朝は少し冷え込んでますが、
段々と気温上昇、一日快晴で
暖かな一日になりそうです。

火曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



このようなヘムの頑固ぶりを、
耳にしていた担当官たちは、
諦めて彼の名を
高等管候補リストから外したが、
その半年後、
ヘムは高等官に任命された。


しかも、ヘムが拒否した
キリスト教洗礼が廃止されたのだったが、
そのことについて、
当のヘムが、当局に正式の抗議を行なった。


その抗議の趣旨は次のとおりであった。



「ユダヤ人をユダヤ人のまま

 高等官に任命することは

 間違いであって、

 ユダヤ精神の放棄を要求すべきである」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)



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