■第一次大戦の勃発■~早めに引き返した~
おはようございます。
未明の川崎。
東の青空が淡いピンクに染まっています。
今日も、昨日同様暖かな陽が射す一日になりそうです。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは父親に、
小さい頃にアドリア海へ、
避暑に行ったことを覚えているかと、
聞かれうなずいた。
海岸で、妙な水着の母と、
砂の城をつくったことを
ぼんやり覚えていた。
しかし、海岸に着いて間もなく、
フェルディナンド皇太子が
サラエボで暗殺され、
第一次大戦が始まった。
父は休暇をためていたので
長逗留するつもりだったが、
早めに引き返すこととした。
「皆、衝撃を受けたが、
狼狽したり混乱したりしたわけではなかった。
やっかいなことになったという程度だった。
相談したところ、上司からは
そのまま休暇を続けても大丈夫だろうと
返電してきた。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)
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