■痩せた咬みつき亀■~「ゲーニアの娘」~



おはようございます。

暗い川崎の朝です。

この雲も段々と取れてきそうですが、
寒い北風のため、寒い一日になりそうですね。

木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ヘムは、お気に入りのドレスを着た
ドラッカーの母を一目見て、
直ぐに着替え、メイドにあげるように言った。


そして、これを聞いた負けず嫌いの母は、
本当に家に帰りドレスを脱ぎ、
メイドにやってしまった。


その母のことをヘムは、
「ゲーニアの娘」と呼び、
娘たちのなかでも、
一番のお気に入りだった。



「この痩せた咬みつき亀が、

 ごくたまにではあったが、

 熱い愛情を表すことがあった。

 殻に閉じこもっていながら、

 いつ動くかを知っていた。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)



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