■へムの生い立ち■~子供たちは慕う~



おはようございます。

夜明け間近の東の空が
淡いピンクに染まり始めています。

昨日はシャツ一枚でのランチも可能でしたが、
今日は少し下がりそうですね。

でも一日晴れ、暖かに過ごせそうですね。

木曜日、今日もよろしくお願いします。

----------------------

∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

あの年の夏、
ヘムは脳溢血で倒れ、
体は回復したものの
頭はぼけてしまっていた、
とした。


そして、大人はヘムを怖がり、
毒舌を嫌い、
人を近づけない態度に怒ったいたが、
同様に子供たちにも
手厳しかった、と続ける。


しかし、その子供たちはヘムを
怖がるどころか彼を慕っていた。
ヘムは七つ八つの子供に囲まれ、
彼らを怒鳴り、また怒鳴り返されてもいた。


「足に障害があった。

 子供の頃の事故のせいだと言われていた。

 彼自身はそのことに触れなかった。

 子供時代や家族のことについて話したことは、

 一度もなかった。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)



コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~