■シュワルツワルト家のサロ■~文筆家としての力量を測る物差し~



おはようございます。

既に小雨が降る、
川崎の朝です。

しばらくは降り続けそうですね。

月曜日今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


昨日までは、
ドラッカーの
おばあちゃんについての
エピソードだった。


今日からは
ヘルマン・シュワルツワルト博士と
その夫人オイゲニア・
シュワルツワルト博士との
エピソード。


ドラッカーは若い頃から、
文筆家ならばなれそうだし、
文筆家にしかなれそうにないと思い、
小説こそが、文筆家としての
力量を測る物差しだと思っていた。


しかし小説家にならなかったのは、
このヘルマン・シュワルツワルト博士と
その夫人オイゲニア・シュワルツワルト博士、
通称ヘムとゲーニアなる二人の人物が
現実に存在していたおかげだった、
とする。



「私は人に関心があった。

 人は育ち、変わり、何者かになる。

 ところが、私が出会った人のうち

 最も興味をひかれたのが、

 シュワルツワルト夫妻だった。

 小説を書くとしたら、

 モデルとして使わないわけには

 いかない人物だった。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)



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