■内部のマネジメント・ツール■~機械の役割は限定的~

 おはようございます。


夜明け間近の高知、

さっきまで降っていた雨で

道路は濡れています。


雲はまだ残ってますが、

合間に小さな星も浮かんでます。


これからこの雲も少なくなりそうですが、

ところによりにわか雨もありそうです。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは『現代の経営』のなかで、

情報は上からのコントロールではなく、

自己管理の手段であるべきなのだとした。



そしてクレイムズは、

1950年代半ばに

この文章をしたためたころ、

ドラッカーはどのような

情報観を持っていたのだろうか

と続ける。



当時のドラッカーは、

情報をマネジャーが

世の中をよりよく理解するために使う、

組織内部のマネジメント・ツールと見なし、

のちの著書ではこれを

大きなテーマとして取り上げた。



たとえばドラッカーは、

1966年刊行の

『経営者の条件』で

次のとおり記している。



 


「マネジャーの意思決定や


 成果向上を助けるうえで、


 機械はかぎられた


 役割しか果たさない。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第13章 第四次情報革命)

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