■機械の限界や危険性■~膨大な情報を休みなく吐き出す~
おはようございます。
未明の高知、
漆黒の満天に星が輝いています。
このところの寒さで、
紅葉前線も南下してますが、
小豆島の寒霞渓はどうでしょう。
月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは
社外の重要な事象についての
定量化された情報が手に入る例は
ごくまれであり、
入手できたときには、
対処しようにも完全に
手遅れであるとした。
クレイムズは、
機械の限界や
危険性について
マネジャーに警鐘を鳴らし、
これはドラッカーのさまざまな著書に
共通するテーマとなったとする。
そして、
最もページ数の多い著書
『マネジメント』(1974年)では、
コンピュータに頼りすぎる
危険性に触れていると続ける。
この著書の中でドラッカーは、
新しいコンピュータが導入されると、
それに適した業務を
血眼になって探そうと続ける。
さらに、、、、
「やがてコンピュータは、
膨大な情報を休みなく吐き出すようになるが、
誰もその情報を歓迎せず、
必要とせず、
使いこなすこともできない。
こうしてコンピュータは稼働を休止し、
結局誰も情報を手に入れずに終わるのだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第13章 第四次情報革命)
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