■設計と購買の統合■~メーカー自らが流通チャネル~


おはようございます。
さっきまで、暗い静かな空だったが、突然叩きつけるような雨、近づく台風の影響だろう。

高知でも竜巻注意報が出ているが、竜巻の発生プロセスが明らかでないため、ひとまず出されたものだろう。

東電相澤副社長が今朝TBSのあさズバに出演していた。
火事場の火消し作業、目の前の緊急課題対応で手が一杯との旨の発言があった。
台風、竜巻、地震などがいつ起こってもおかしくない状況、この新たな事象に対しての対応は誰の責任で行われるのか。

転んでけがをした人の治療と生活保障をしているわけではない。
国家的一大事がいまだ進行中なのだ。

470億円の国費投入が決定したが、丸投げでは何も結果は期待できない。
コストと結果、そのプロセスを監視しなければならない。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

 
マーケティング分析の要点、
その1  コストセンターを見つける。

原材料費。

原材料は、製品の性格を決定する重要な要素であると同時に、コストにおいても大幅な割合を占める。
なので、よいものを安く購入すればいいというわけではなく、製品にとってなにがベストな部品なのかを設計段階から考慮する必要がある。
「この部分が機能するための最も安い方法は何か」を追求することだ。

また、家電製品等の消費財メーカーは、部品メーカー等の原材料サプライヤーからみると流通チャネルでもある。
原材料や部品は製品に、逆に製品は原材料や部品に適合するよう設計しなければならない。
このような、生産と流通のプロセス全体の中で、最もコストの安い原材料から最高の製品を生み出せるように、原材料と製品を結びつけなければならない。
 
設計と購買の統合、“資材管理”という考え方である。


「原材料や部品は製品に適合させなければならない。

あるいは製品を原材料や部品に適合するよう

設計しなければならない。」
 

~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(5章 コストセンターとコスト構造)
   

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