■顧客の合理性とは?■~理解し尊重しなければならない。~
おはようございます。
台風一過のすがすがしい青空の広がる川崎の朝です。
台風18号はこれまでにない気象現象と共に、
甚大な被害をもたらした。
被害を受けられた方々にはお見舞い申し上げます。
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台風一過のすがすがしい青空の広がる川崎の朝です。
台風18号はこれまでにない気象現象と共に、
甚大な被害をもたらした。
被害を受けられた方々にはお見舞い申し上げます。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
マーケティングの八つの現実
⑤顧客は合理的である
顧客の購買行為を不合理と考えることは、
顧客の合理性がメーカーの合理性と同じであったり、
同じでなければならないと考えるのと同じように危険である。
【CASE】
アメリカの主婦が食品を買うときは、一家の総支配人、
大蔵大臣として1円でも安いものを買う。
しかし、口紅を買うときは、ブランドを優先し、価格にも鈍感となる。
主婦という顧客にはまったく異なる二つの役割があり、そのそれぞれにおいて、
異なった基準を使うことこそ、合理的な人間にとって唯一の合理的な態度である。
化粧品会社が食品スーパーでいかに低価格の口紅を販売しても売れない。
これを化粧品会社は、不合理と考えてはならないのだ。
そのためにはまず、顧客の合理性を理解しそれを尊重しなければならない。
「メーカーや供給者は、なぜ顧客が不合理に見える行動をするのかを
知らなければならない。
顧客の合理性に適応すること、あるいは顧客の合理性を変えようとすることが、
メーカーや供給者の仕事である。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第6章 顧客が事業である)
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