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■完全な時間の浪費■~いかなる成果も生まない仕事~

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おはようございます。 今日は青空が気持ちの良い川崎の朝です。 その昔ヒットラーは選挙に勝ち、 国民の信任を得たとして、 全ての権限を自分に集中させた。 独裁である。 そしてあの道を歩むこととなった。 安倍さんは、閣議だけで憲法解釈を変え、 集団的自衛権を認めた。 閣議は安倍さんの取り巻きである。 この閣議で全てを決められるとしたら ヒットラーと同じではないか。 歯止めはどこにあるのか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 時間を浪費する 非生産的な活動を見つける問いかけ、 その第一 いかなる成果も生まない 完全な時間の浪費である仕事を見つけ、 捨てなければならない。 そのためには、 「まったくしなかったならば、何か起こるか」を考えて、 その答えが「何も起こらない」であるならば、 その仕事をただちにやめよということになる。 「地位や仕事を問わず、  時間を要する手紙や書類の四分の一は、  くず籠に放り込んでも気づかれもしない。  そうでない人にお目にかかったことがない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■仕事を整理する■~努力をしないかぎり、仕事に流される。~

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おはようございます。 未明の川崎の朝。 今日は雨模様の一日になりそうです、 傘をお忘れなく。 明日は回復に向かいそう、 紅葉狩りは明日かな。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 時間を記録することの次は、 体系的な時間の管理である。 時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、 排除していくことである。 ドラッカーはそのための自己診断として、 いくつかの問いかけを示す。 第一に、いかなる成果も生まない 完全な時間の浪費であるような仕事を見つけ捨てるために、 「まったくしなかったならば、何か起こるか」を問うこと。 第二に、人にできることを任せて、 自らが行うべき仕事に取り組むために、 「他の人間でもやれることは何か」を考えること。 第三に、自らが取り除くことのできる 時間浪費の原因を排除するために 「あなたの仕事に貢献せず、ただ時間を浪費させるようなことを、私は何かしているか」 を聞くこと。 「時間の使い方は、練習によって改善できる。  だが、たえず努力をしないかぎり、  仕事に流される。  時間の記録の次に来る一歩は、  体系的な時間の管理である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■重要なことは、記録すること■~時間の活用と浪費の違い~

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おはようございます。 秋に三日の天気なし、 曇が多い川崎の朝。 週末の天気はどうでしょうか。 そろそろ紅葉狩りでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、時間の使われ方を知ることが必要だとした。 そのためには、 まず時間を記録する必要があるとする。 肉体労働については、 かつてティラーが科学的管理法によって 時間の記録をとった手法によって、 あらゆる国において、 肉体労働の作業時間を測定している。 しかし、今後重要な意味をもってくるものは、 知識労働者の仕事についてである。 知識労働者が成果をあげるための第一歩は、 実際の時間の使い方を記録することである。 そして、その方法は、自ら記録しても良いし、 秘書に記録してもらっても良い。 重要なことは、記憶してあとで記録するのではなく、 ほぼリアルタイムに記録していくことにある。 「継続して時間の記録をとり、  その結果を毎月見ていかなければならない。  最低でも年二回ほど、三、四週間記録をとるべきである。  記録を見て、日々の日程を見直し、  組み替えていかなければならない。  半年も経てば、仕事に流されて、  いかに些事に時間を浪費させられていたかを知る。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■創造と変革の経済■~時間に対して膨大な要求を突きつける。~

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おはようございます。 日の出前の川崎の朝。 連休明けの天候が回復し、 今日は久々の秋晴れの東京地方になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織が大きいほど、 仕事と人に関わる調整に費やす時間が増大する。 そして、知識労働者の労働時間はますます長くなり、 時間不足は、改善されるどころか、悪化していく。 ドラッカーは、この原因の一つとして、 高い生活水準を求め維持することの前提に、 ”創造と変革の経済”があるからだとする。 創造し、変革することは 組織の経済的発展の前提条件であり、 そのことは、膨大な時間を要求することとなる。 ドラッカーはまた、 第二次大戦後のイギリス経済の不振の原因について、 次のとおり指摘する。 古い世代の企業人たちが、 肉体労働者と同じように楽をし、 同じように短時間の労働ですまそうとした。 そのようなことが可能なのは、 企業にしても、産業界全体にしても、 既存の枠にしがみつき、 創造と変革を避けることが許される場合だけである。 「短時間のうちに考えたり、  行ったりすることのできるのは、  すでに知っていることを考えるか、  すでに行っていることを行うときだけである。 」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■仕事の関係と人間関係の複合■~急げば摩擦を生ずる。~

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おはようございます。 週明け2日目の朝も雨の川崎です。 総選挙への関心が、低い。 特に若年層が低い。 そして同時に、安倍政権への 支持率は変わらない。 争点が見えないといわれるが、 来年も低迷する景気、特定秘密保護法、 集団的自衛権、そして憲法改正等々 国民一人ひとりの身近に考えなければならない課題は多い。 ---------------------- https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSWMU47es7usezPciAXghzzaC42nYMBloPfABsmLXsb7hw12w5AqyAwS757MTid73HSBDY0WoznWPZqZ8PzkVxWXlFVSw3HkzIEKBhX7JuUkXfJ_Ah6lz50WfyQp1b4pafaJe1fCoh4dp1/ 2.bp.blogspot.com ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識労働者には、 自らの方向づけを 自らさせなければならないとした。 そのためには、 話し合いが必要である。 この話し合いは、急がず、 くつろいで行わなければならない。 そのために、膨大な時間を必要とする。 話し合いでは、 ゆとりを持たすことが近道である。 そのために、中断のないまとまった時間が必要となる。 急げば摩擦を生ずる。 組織は、仕事と人間関係の上で成り立っており、 働く人が多いほど、その関係の整理だけで 多くの時間が費やされる。 それだけに、 自らの時間がどのように使われているかを知り、 自由にできるわずかな時間を管理することが、 なおさら重要になる。 「話し合いがなければ、知識労働者は熱意を失い、  ことなかれ主義に陥るか、  自らの精力を専門分野にのみ注ぎ、  組織の機会やニーズとは無縁になっていく。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■ここでも時間が必要となる。■~自らの方向づけを自ら行う。~

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おはようございます。 日の出前の川崎の朝、雲が多く、 連休明けは雨模様の一日になりそう。 来週は早師走、何かとあわただしくなります。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者には、 自らの方向づけを自らさせなければならない。 それには、何が、なぜ期待されているかを 理解させなければならない。 そして、自らの成果を活用する人たちの仕事を 理解させなければならない。 ”ここでも時間が必要となる。” 成果をあげている組織のトップたちは意識して 時間を割き次のことを彼らに問う。 ・あなたの仕事について、 何を知らなければならないか ・この組織について、 何か気がついたことはないか ・われわれが手をつけていない機会は、 どこにあるか ・まだ気づいていない危険は、 どこにあるか ・私から聞きたいことは何か 「知識労働者には、  自らの方向づけを自らさせなければならない。  何が、なぜ期待されているかを理解させなければならない。  自らが生み出すものを活用する人たちの仕事を  理解させなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■知識労働の評価測定■~知識労働者は多くの時間を要求する。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 昨晩のTHE NEATBEATSライブ の名残で、耳が薄くふさがっている。 初体験。 音楽は良かったが、そのうち耳がいかれそう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識労働者との関係では、 特に時間が必要であるとする。 知識労働の評価測定は、肉体労働のように、 「標準は一時間50個だが、君は42個しか生産していない」 とは言えない。 なので、知識労働者が正しい仕事をしているのか、 どのくらいしているかについては、 そのような簡単な言葉で聞いたり 伝えたりすることができない。 彼らとは、何をなぜ行わなければならないかについて、 腰を据えて一緒に考えなければならない。 ここでもまた、まとまった時間が必要となる。 「上司と部下との間に、権力や権威が障壁として存在しないためか、  あるいは逆に障害として存在するためか、  それとも単にものごとを深刻に考えるためか、  理由はともあれ、知識労働者は  上司や同僚に多くの時間を要求する。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■時間をまとめる■~人というものは時間の消費者である。~

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おはようございます。 ドラッカーは、成果を上げるためには 「何をやりたいかではなく、何をやるべきか」 を考える必要があるとした。 1945年トルーマン大統領は、 ニューディール政策の継承が自ら行いたいことと考えていたが、 戦後の混沌状況の中、外交問題が優先すべきことと考え、実行した。 東日本大震災の復旧道半ばという状況を見るまでもなく、 今「何をやるべきか」は山積している。 そんな中で安倍さんは政治空白を作ってまで 「何をやりたいか」を目指す。 今度の選挙は、 有権者が「何をやるべきか」を問われる。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、仕事を行うには、まとまった時間が必要とする。 時間は、いかに合計時間が多くても 細切れでは役に立たない。 これは、特に人と働く場合についていえる。 部下との目標管理面談で、 計画や方向づけや仕事ぶりについて話す時間を15分と思っても、 それは思い込みである。 理解させ、影響を与えたいのであれば、1時間は必要となる。 「人というものは時間の消費者であり、  多くは時間の浪費者である。  人のために時間を数分使うことは、  まったく非生産的である。  何かを伝えるためには、  まとまった時間が必要である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■成果には寄与しないが無視できない仕事■~こま切れでは、まったく意味がない。~

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おはようございます。 連休初日、真っ青な空が広がる川崎の朝。 今日はいい夫婦(11月22日)の日。 花を贈ることが素敵らしい。 花関連業界のマーケティング戦略は 成功しているのだろうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、成果には何も寄与しないが 無視できない仕事に時間を取られることが多いとする。 仕事の多くは、ごくわずかの成果をあげるためであっても、 まとまった時間が必要となる。 こま切れでは、何もできない。 6時間から8時間を要する報告書の作成に、 1日に2回、15分づつを3週間充てても無駄である。 ”得られるものは、いたずら書きにすぎない。” 「仕事の多くは、  たとえごくわずかの成果をあげるためであっても、  まとまった時間を必要とする。  こま切れでは、まったく意味がない。  何もできず、やり直さなければならなくなる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■時間を無駄にする仕事■~なんの成果ももたらさない~

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おはようございます。 未明の川崎の朝は冷えてます。 秋が深まり、いよいよ冬は近づいてますね。 明日からの3連休、東京地方の天候は概ね良の模様。 良い週末をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 時間を無駄に使わせる圧力は、 常に働いている。 それらは、なんの成果ももたらさない仕事にも拘らず、 時間の大半を奪っていく。 ある大会社の社長の例 彼は、社長就任後の二年間、 クリスマスイヴと元日の夜以外は、 数時間かかる公式の会食に費やした。 社員の歓送迎会であろうと、 知事や大臣との面談であろうと、 出席しなければならなかった。 それらの会食が、会社のためにも、 自らの楽しみや自己啓発にも あまり役に立っていないことを自覚していたが、 毎晩会食に出て、 愛想よく食事をしなければならなかった。   「仕事には、時間を無駄にするものがたくさんある。  上得意からの電話に向かって、  「手がふさがっている」とはいえない。  土曜のブリッジの話であろうと、  娘が希望の大学に入れたという話であろうと、  耳を傾けなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■記憶よりも記録■~自らの時間をどのように使うか~

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おはようございます。 未明の川崎、 今季一番の冷え込みでしょうか。 日に日に秋が深まり、 朝の気温が下がってきます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、人は時間を管理する準備ができていないとした。 続いてドラッカーは、ある会社の会長の例を挙げる。 本人は、時間を大きく三つに分けていると思っていた。 一つは幹部との時間、 一つは大切な客との時間、 残る一つは地域活動のための時間 六週間この記録をつけてもらったところ、 これら三つの活動に対して、 ほとんど時間を使っていなかった。 この三つの仕事は、本人が時間を割くべきであると 考えていたにすぎなかったのだ。 ”都合のよい記憶”なるものが、 実際にそれらの仕事に時間を使っているように 思い込ませていたのだった。 この会長は、秘書が時間の記録を示しても信じなかった。   「時間を管理するには、  まず自らの時間をどのように使っているかを  知らなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■真に普遍的な制約条件■~時間に対する愛情ある配慮~

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おはようございます。 青空の広がる川崎の朝。 解散総選挙、師走選挙になった。 野党間調整、争点の世論作りなど 騒がしくなる。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、時間は普遍的な制約条件であるとした。 あらゆる仕事が時間の中で行われ、時間を費やす。 空気と同じで、ほとんどの人が時間を意識することはない。 ”時間に対する愛情ある配慮ほど、 成果をあげている人を際立たせるものはない。” しかし、人は時間を管理する準備ができていない。 どのように時間を過ごしたかについて、 記憶のみで知ることはできない。   「空間感覚は、闇でも保てる。  だがたとえ電気の明かりがあっても、  何時間も密閉された部屋に置かれると、  ほとんどの人が時間感覚を失う。  経過した時間を過大に評価したり、  過小に評価したりする。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■時間は制約要因である■~成果の限界を規定するもの~

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おはようございます。 まだ雲が多い川崎の朝。 日中は秋晴れになりそうです。 7~9月期GDP速報値および年率換算共に、 マイナスとなった。 この数値は事象であり、そこに示されている事実は 経済政策の失敗だろう。 この事象を、消費税引き上げ延期の理由としようとしている。 経済が伸びないから、引き上げ延期を 国民に問う選挙にしようとする。 しかし、GDPマイナスという事象の裏にある、 アベノミクスの失敗とい事実を問わなければならない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ”時間を記録し、管理し、まとめる” という三つのプロセスが、 成果をあげるための時間管理の基本だとした。 時間は他の資源と違って、 仕事に対しての制約条件として存在する。 仕事が多いからとか、 人が少ないからとかいっても 時間は増えない。 ほかの資源なら、代替することはできる。 アルミの代わりにプラスチックで代替できる。 労働の代わりに機械で代替し、 肉体労働は知識で代替できることもある。 時間には、その代わりになるものがない。   「時間は、借りたり、雇ったり、   買ったりすることはできない。  その供給は硬直的である。  需要が大きくとも、供給は増加しない。  価格もない。  限界効用曲線もない。  簡単に消滅する。蓄積もできない。  永久に過ぎ去り、決して戻らない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■時間管理の3つのプロセス■~時間をどのように便っているか~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 沖縄知事選、現職仲井真さんを破り、 辺野古移設反対、県外移設推進を 主張する翁長さんが当選した。 投票率は64.13%、仲井眞さんとの票差は 10万票、この差は大きい。 来月に予想される、衆議院選。 ここも投票率が最大のポイントになるだろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、計画はしばしば、 計画倒れになり、 実際は何も行われないことが多いとする。 では、成果をあげる者はどのようにするのか。 それは、次に示すプロセスを踏む。 ・仕事からでもなく、計画からでもなく 時間からスタートする。  まず時間を費やしているものの分析から始まる。 ・次に、自分の時間を費やそうとする 非生産的な要求を排除する。 ・最後に、その結果得られた時間を大きくまとめる。 この、”時間を記録し、管理し、まとめる” という三つの段階が、 成果をあげるための時間管理の基本だとする。   「通常、仕事に関する助言というと、  計画することから始めなさい、というものが多い。  まことにもっともらしい。  だが問題は、それではうまくいかないことにある。  計画は紙の上には残っているが、やるつもりのままで終わる。  実際に行われることは稀である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■ところを得る■~機会をつかむよう用意をする。~

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おはようございます。 少し雲が多い川崎の朝。 テレビ番組は、解散総選挙でもちきり。 様々な課題が未整理のなか、 選挙で自民党が勝てば、 これまでの安倍政権の振舞の全てを 国民が認めることになってしまう。 国民の一人ひとりがその責任を問われる。 ---------------------- https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSWMU47es7usezPciAXghzzaC42nYMBloPfABsmLXsb7hw12w5AqyAwS757MTid73HSBDY0WoznWPZqZ8PzkVxWXlFVSw3HkzIEKBhX7JuUkXfJ_Ah6lz50WfyQp1b4pafaJe1fCoh4dp1/ 2.bp.blogspot.com ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、強みと仕事の仕方、価値観、この三つの問題について問うた。 そして、これらについて答えが出せれば、 ”得るべきところ”も明らかになるとする。 これらを分かっていれば、次の様なことが言えるようになる。 ”この仕事は私がやりましょう、私のやり方はこうです” ”仕事はこういうものにすべきです” ”他の組織や人との関係はこうなります” ”これこれの期間内にこれこれのことを仕上げます”   「最高のキャリアは、  あらかじめ計画して手にできるものではない。  自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、  機会をつかむよう用意をした者だけが手にできる。  なぜならば、自らの得るべきところを知ることによって、  普通の人、単に有能なだけの働き者が、  卓越した仕事を行うようになるからである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■私にとって価値あるもの■~優先すべきは価値観である。~

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おはようございます。 今朝も冷え込んだ、川崎の朝。 衆院解散総選挙が事実上確定した。 1年前、安倍総理は議員定数削減を国会で約束した。 どうなったか? 選挙戦に向けて先生方は、 鏡を見ながらか”見え方”を 一生懸命磨き上げるんでしょう。 まずは中身、心の鏡を磨き上げなければ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織の価値観と個人の価値観は、 なじまなければならない。 そうでなければ、 ”心楽しまず、成果も上がらない”とした。 ここで、ドラッカーは自分自身が、 仕事で成功していたことと、 自らの価値観との違いに 悩んだことについて語る。 ドラッカーは1930年代の半ば、 ロンドンの投資銀行で強みを発揮して 順風満帆だった。 しかし、違和感を感じ、最終的に退職した。 「私にとって価値あるものは、  金ではなく人だった。  自分が金持ちになることにも価値を見出せなかった。  大恐慌のさなかにあって、  他に仕事の目当てがあるわけではなかった。  だが、私は辞めた。  正しい行動だった。  つまるところ、優先すべきは価値観である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■価値観を優先する■~心楽しまず、成果もあがらない。~

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おはようございます。 快晴だけに冬型の気象配置、寒い川崎の朝。 今シーズン一番の冷え込みでした。 週末は久しぶりの好天になりそうですね。 良い週末をお過ごしください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、自らをマネジメントするためには、 強みや仕事の仕方について知らなければならないとした。 そして、さらに、自らの価値観をも 知っておかなければならないとする。 組織には価値観があり、個人にも価値観がある。 その双方はなじまなければならない。 強みと仕事の仕方は密接な関係にあるので、 合わないことは少ない。 しかし、強みと価値観が合わないことは珍しくない。 十分な成果をあげられる仕事が、 自らの価値観に合わないために、 社会への貢献を実感できず、 人生の一部を割くに値しないと 思われることがある。 「組織には価値観がある。  そこに働く者にも価値観がある。  組織において成果をあげるためには、  働く者の価値観が組織の価値観になじまなければならない。  同一である必要はない。  だが、共存できなければならない。  さもなければ、心楽しまず、成果もあがらない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■意思決定者か補佐役か■~今さら自らを変えられない。~

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おはようございます。 薄明の川崎の朝。 北日本では暴風により、 被害が出ている。 引き続きお気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、大きな組織か 小さな組織かによっても 適する仕事の仕方があるとする。 ”どちらでもよいという人はあまりいない。" 大きな組織で成功し、 小さな組織でうまくいかなくなる人や、 小さな組織では素晴らしかったが、 大きな組織では途方にくれる人がいる。 また、役割として、補佐役としては最高でも、 自ら意思決定をする重荷には耐えられない人がいる。 逆もある。 ナンバー・ツーとして最高の仕事をしたが、 トップの跡を継いだとたん、仕事ができない人がいる。 意思決定の重要性は理解していても、 自らは意思決定の重荷を負えないのだ。 ”これらのことから出てくる結論は一つである。” 「今さら自らを変えようとしてはならない。  うまくいくわけがない。  それよりも、自らの得意とする仕事の仕方を  向上させていくべきである。  不得意な仕方で仕事を行おうとしてはならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■人と組むか、ひとりでやるか■~大きな組織か小さな組織か~

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おはようございます。 暗い雲に覆われた川崎の朝です。 エボラ出血熱患者、 アメリカで治療した9人中8人が回復した。 致死率9割といわれる中、驚異的だ。 技術、施設等の環境が整えば克服できる。 統計データではわからないことがある。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、仕事の仕方について 知っておくべきことがあるとした。 そしてさらに、二つの重要なことがあると続ける。   一つは、人と組んだほうがよいか、 ひとりのほうがよいかである。 もう一つは、仕事の環境として、 緊張感や不安があったほうが良いか、 安定した環境のほうが良いかである。 さらには、組織で働く場合に大きな組織で 歯車として働いたほうが良いか、 小さな組織の良いかである。 「チームの一員として働くとき、最高の人がいる。  助言役として、最高の人がいる。  教師や相談役として最高の人がいる。  相談役としては、まったく価値のない人もいる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■自らの学び方を理解する■~学び方には唯一正しい方法はない。~

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おはようございます。 未明の川崎、今日の東京地方は寒い雨の 一日になりそうです。 ”雨傘革命”と呼ばれる香港の民主化運動の 報道がなされなくなった。 しかし、収束しているわけではない。 台湾で起きた”ひまわり運動”、 さらには”天安門事件”につながる根深い流れがあるだけに、 中国政府の態度は軟化しないだろう。 注視していく必要がある。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、仕事の仕方について知っておくべきことが二つあるとした。 二つ目は”仕事の学び方”ある。   学び方は何種類もある。 ベートーヴェンは、 膨大なメモをとることによって学び、 GMのスローンは会議中に メモをとることをしなかった。 なかには、 自分が話すのを自分が聞いて、学ぶ人がいる。 あるいは、 実際に仕事をしつつ学ぶ人がいる。 ある一流の大学の教授は、 学生に教えるのは自分がする話を自分の耳で聞き、 そうすることによって初めて 書けるようになるからだとした。 ”自らの学び方がどのようなものであるかは、かなり容易にわかる。” 「ベートーヴェンは膨大な数の楽譜の断片を遺した。  彼自身のいうところによれば、  作曲するときにそれらを見ることはなかった。  なぜ楽譜に書くのかと聞かれて、  一度書かないと忘れるが、一度書けば忘れない。  だからもう見る必要はないと答えたという。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■理解の仕方に関すること■~”読む人間”と”聞く人間”~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝。 気持ちの良い秋晴れの一日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、仕事の中で行う、いくつかの性癖があるとした。 その一つは”理解の仕方”ある。   なにを言っているのか。 仕事に必要な情報の理解の仕方である。 人が何かを理解しようとするときには二つの仕方があり、 ドラッカーはそれを知っておく必要があるとする。 一つは、”読む人間”、もう一つは”聞く人間”である。 このことを知らないことにより、大きな害をもたらす。 「世の中には読み手と聞き手がいること、  しかも、その両方であるという人は  ほとんどいないということは知らない人が多い。  自分が、そのどちらであるかを認識している人はさらに少ない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■得意な仕方で成果をあげる。■~”理解の仕方”と”仕事の学び方”~

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おはようございます。 曇天の川崎の朝、 今にも雨が降りそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、仕事の仕方は個性の問題であり、 変更することはできないとした。 そして、人は得意な仕方で仕事の成果をあげる。 フィードバック分析により、 不得手な仕事の仕方を発見することはできる。 それは、仕事の中で行う、いくつかの性癖が、 仕事の仕方を規定しているからである。 いくつかの性癖とは、 ”理解の仕方”と”仕事の学び方”である。   「仕事の仕方について初めに知っておくべきことは、  自分が読む人間か、それとも聞く人間かということである。  つまり、理解の仕方に関することである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■仕事の仕方に着目する■~強みと同じように与件である。~

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おはようございます。 日の出の時間だが、暗い。 雲が多い、天気は下り坂の模様。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 人は強みをベースにしてこそ成果をあげられる。 ドラッカーは同様に、 仕事の仕方も重要であるとする。 多くの人たちは、 仕事にはいろいろな仕方があることを知らないために、 得意でない仕方で仕事をし、 成果をあげられないという結果に陥っている。 ドラッカーは、仕事の仕方も強みと同様に、 その人の個性であり、 変更することはできないとする。 「強みと同じように、  仕事の仕方も人それぞれである。  個性である。  生まれつきか、育ちかは別として、  それらの個性は仕事につくはるか前に形成される。  したがって、仕事の仕方は、強みと同じように与件である。  修正できても、変更することはできない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■スターを生むために使う■~無能を並にすることは無駄~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝。 今日は立冬、秋は深まってます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ フィードバック分析で明らかになる行うべきこと、 その七。 ”努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わない” こと。 弱みを使って何かを行うことはできない。 強みでしか行うことはできない。 何もなし得ない弱み、つまり”無能”を 普通の水準にするためには、 大変なエネルギーを必要とする。 ドラッカーは、そのようなエネルギーは、 ”強み”に対して使うべきであるとする。 「無能を並の水準にするには、  一流を超一流にするよりも、  はるかに多くのエネルギーを必要とする。  しかるに、多くの人たち、組織、  そして学校の先生方が、  無能を並にすることに懸命になっている。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■苦手なものはいくつもある。■~引き受けてはならない仕事~

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おはようございます。 未明の川崎。 日が短くなった。 今朝の日の出は6時、雲が多いためか、薄暗い。 アメリカ中間選挙は予想通り共和党が議席を伸ばし、 上下両院で多数派になった。 オバマにとっていかに妥協していくかを 判断する2年となる。 いずれにせよ世界に対する影響は大きい。 正しい妥協を選択してほしい。 半分のパンの切れ端は食べられるが、 半分の赤ん坊の死骸はあやすことはできない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ フィードバック分析で明らかになる行うべきこと、 その六 ”行っても成果のあがらないことは行わないこと” 何も成果を生み出さない仕事は無駄でしかない。 仕事に必要な能力が足りないことが原因である。 人には、苦手なものがいくつもある。 その必要となる能力が、本人にとって 苦手なものである場合には、 仕事を引き受けてはならない。 「人には、苦手なものはいくつもある。  超一流の技能や知識をもつ者は少ない。  そのくせ人には、並の才能や技能さえもちえない  分野がたくさんある。  そのような分野では、  仕事を引き受けてはならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■人への対し方■~潤滑油であることを知る。~

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おはようございます。 未明の川崎。 アメリカ中間選挙が実施されている。 野党共和党の伸びが、次期大統領選挙と オバマの残る2年の働き方の行方を左右する。 この結果は今世界で起こっている、 イスラム国やエボラ出血熱、中東、アジアをめぐるリスク等、 これまでにない課題対応に大きな影響を持つ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ フィードバック分析で明らかになる行うべきこと、 その五。 ドラッカーは、人への対応の仕方にも注意が必要だとする。 仕事は、チームワークで行う、つまり他の人との協働である。 そして、人それぞれ、異なる価値観やプライドを持つ。 相手にとって、悪い対応をすることは、 彼らとのコミュニケーションを疎外することがある。 「人への対し方が悪くて、  みすみす成果をあげられなくすることを避けることである。  頭のよい人たち、特に若い人たちは、  人への対し方が潤滑油であることを  知らないことが多い。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■自らの悪癖を改める■~邪魔になっていること~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝。 いつの間にか晩秋、 めっきり朝の気温も低くなった。 でも、日中は結構気温が上がったりして、 体調を崩しやすい。 風を引いてしまったようだ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ フィードバック分析で明らかになること、 その四。 自らの悪癖、つまりやらなければ より成果が上がることは、 なかなか自分自身では発見できない。 フィードバック分析することにより、 客観的な目で見ることができる。 「行っていること、  あるいは行っていないことのうち、  仕事ぶりを改善し成果をあげるうえで  邪魔になっていることを改めなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■知的な傲慢を正すこと■~無知の元凶~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝。 気持ちの良い風が窓から入って来る。 散策日和だね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ フィードバック分析により明らかになること。 ドラッカーは、知るべきことを知らないために 失敗することを指摘する。 特定の分野の専門知識を持った者は、 それだけで通用するとの自負心が強い。 ドラッカーはこれを”無知の元凶”であり、 ”知的な傲慢”とする。 仕事の成果は外の世界に生まれる。 成果の受益者である市場が求めるものは、 一律ではない。 専門家が知る必要のないと考えることと、 市場が求めることが一致することは少ない。 「第三は、無知の元凶ともいうべき  知的な傲慢を正すことである。  多くの人たち、特に一つのことに優れた人たちは  他の分野を馬鹿にする。  他の知識などなくとも十分とする。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■成果を生み出すものに集中すること■~強みをさらに伸ばす~

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おはようございます。 未明の川崎、空は暗いが、 昼は晴れ、25度まで気温が上がるとのこと。 気温の変化で体調を崩さぬように。 「カツオ人間・ザ・ムービー2『カツオ、ただいま出張中。』」第2話がアップされたらしい。 http://youtu.be/YS9M1hvWzqs?list=PLhakQiT7bkgIZNs2iYI9McqpjbazZmD_P ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ フィードバック分析により明らかになること。 第一は、明らかになった強みに集中すること、成果を生み出すものに集中することである。 第二は、その強みをさらに伸ばすことである。 「フィードバック分析は、  伸ばすべき技能や  新たに身につけるべき知識を明らかにする。  更新すべき技能や知識を教える。  同時に、自らの技能や知識の欠陥を教える。  無能でない程度の技能や知識であれば、  よほどのことがないかぎり、  誰でも手に入れることができる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)