■相対する二つの絶対主義■~万人の認める基本理念~

おはようございます。
まだ雲の多い川崎の朝です。

急に朝が冷え込みだしたな、
って思ったら明後日からは
早師走なんですね。

残りひと月で2015年も締め、
こころして過ごしましょう。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ヨーロッパ大陸では、
リペラル政党は、
理性主義であると共に、
絶対主義であり続けた。
そして、それらは
真の自由を否定するものだった。
保守政党も、理性主義、絶対主義であり、
反動主義であるにすぎなかった。

19世紀にヨーロッパ大陸が
手にした自由は、
相対する二つの絶対主義が
相手を支配しきれなかったときに、
一時的にもたらされるものだったのだ。

アメリカとイギリスでは、
自由は当然のものであり、
政党間に共通する基盤となっていたが、
ヨーロッパ大陸では、
自由は消極的な存在であって、
単に圧政下にないことを
意味するだけだった。

自由が存在できたのは、
二つの陣営が、相手方と組むよりは
自由と組んだほうがまし
というときだけだった。


「自由は、万人の認める

 基本理念にはならなかった。

 それは、同じくらい強力な

 二つの全体主義による

 武装休戦の副産物にすぎなかった。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治  2章 改革の原理としての正統保守主義)








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