■理性主義のたび重なる失敗■～絶対理性を信奉する。～

おはようございます。
未明の川崎、今朝は
さほど冷え込んでいません。

連日の秋空も今日まで、
週末は崩れそうですね。

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∬ちょこっと、ピーター．ドラッカー∬



ドラッカーは、善意の理性主義の
政治的失敗の原因を、
たまたまの事情や不運によって
説明することはできないとする。

本当の原因は、彼らに特有の
政治的不妊症によってしか説明できない。

彼らは、たがいに矛盾する
二つの原理に立っているため、
常に自らの内面において
戦わざるをえない。

その結果、彼らは何ごとかを
否定することはできても、
自ら行動することができない。



「すなわち、理性主義のリペラルの本質は、

　自らが説く絶対なるものは

　理性に照らして明らかであると

　するところにある。

　しかしながら、絶対理性なるものは、

　本来、理性によって説明することも

　否定することもできない。

　絶対理性はその本質からして

　理性の枠外にある。」


～『イノベーターの条件』
（Part3 模索する政治 １章　理性崇拝は何をもたらす）

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