■理性主義のリペラル■~政治的にはまったく意味がない。~

おはようございます。

文化の日の川崎の朝、
雲の合間から、
段々と日が差してきました。

全国的に行楽日和になりそうですね。
お楽しみ下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ヨーロッパにおいては、
リベラリズムに立つ運動や政党は、
すべて全体主義の要素をもっていた。

またアメリカにおいても、
全体主義の要素は、
清教徒の影響を受けて存在した。

ドラッカーは、今日では、
あらゆるりベラルが
その信条において全体主義的であるとする。

個々の理性主義者は、
善意や良心をもち、
自分こそ自由の側に立ち、
圧制と戦っていると心底思っている。

そして、彼らの一人ひとりが、
全体主義に関わる
すべてのものを嫌悪している。
しかも、全体主義の最初の犠牲となるのは、
理性主義のリペラルである。

だが、そのような個々の理性主義者の
反全体主義的信念は、
政治的にはまったく意味がない。


「つまるところ、理性主義は

 積極的な政治行動とは無縁である。

 役に立つのは反対するときだけである。

 批判と反対から、建設的な政策への一歩を

 踏みだすことができない。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 1章 理性崇拝は何をもたらす)









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