■マルクスによるテーラリング■~功利的進歩主義の失敗~

おはようございます。

明るい空の川崎の朝です。

昨日の午後からの晴天も、つかの間。
夜からはまた崩れそうですね。

今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、
絶対理性への信奉と、
それを自分自身が
身につけているとの
ルソーの主張を
攻撃しなければならないとした。

ルソー以降、政治的に不毛だった
リベラルの多くが、全体主義へと
転換していった。

ドラッカーは、その最初が
カ-ル・マルクスだったとする。

19世紀の功利的進歩主義が
政治的に失敗したとき、
マルクスが仕事を始めた。

フランス等の欧州において、
反動君主政体の崩壊に伴って
権力を押しつけられたとき、
理性主義のリベラリズムは例外なく、
自らが何ごともなしえないことを示した。
せっかく手にした権力を
手放すことしかできなかった。



「マルクスは、

 無能な理性主義のリペラリズムから、

 理性主義そのものを削ぎ落とし、

 公然たる非合理の絶対主義を

 取り入れることによって、

 それを強力な政治勢力に仕立て直した。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 1章 理性崇拝は何をもたらす)









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