■全能の全体主義国家■~既存のものに敵意をもつ。~

おはようございます。

休み明け、週の中日の川崎の朝。

快晴です、そのため随分と冷え込みました。
来月はもう12月、冬が近いんですね。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、理性主義のリベラルの
反全体主義的信念は、
政治的にはまったく意味がないとした。

そしてさらに彼らは、
自由のための制度にまで
反対すると続ける。

さらに彼らは、教会を政府の
行政機構の一部におとしめ、
宗教の世界からその自律性と
道義的な権威を奪った。

そのうえ、理性による完全無欠な法体系と、
国家による司法の支配を執拗に主張した。
その挙げ句、全能の全体主義国家を生みだした。


「理性主義のリベラルは、

 その時代における不正、迷妄、偏見

 に対する反対に自らの役割を見出す。

 しかし、彼らは不正に対する

 反対にとどまらない。

 自由で公正な組織や制度を含め、

 あらゆる既存のものに対して敵意をもつ。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 1章 理性崇拝は何をもたらす)









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