■インテリは左たらざるをえない■~何かの間違いにすぎない。~

おはようございます。
朝から雨模様の川崎です。

今日は立冬、暦の上では冬。
しかし朝から、温度は低くはない。
秋なんですね。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、理性主義者たちは、
1920年代ヨーロッパやアメリカで流行った
「インテリは左たらざるをえない」
とのセリフを認めようとしないとする。

彼らは自らの教義が理性的であるとし、
理性的な手段によって、
自らの教義に意味のある働きを
させることができると主張する。

彼らは、自らの教義の正しさは
理性に照らして明白であるという。

このようにして理性主義のリペラリズムは、
自らの教義を理性の力によってしか
政治行動に移せないことになる。

そして、失敗する。



「一方において、彼らは反対論を

 認めることができない。

 絶対真理に対する反対だからである。

 他方、彼らは反対論と戦うこともできない。

 間違いは情報不足の結果にすぎないからである。

 彼らにとって、絶対真理に対する反対は

 何かの間違いにすぎない。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 1章 理性崇拝は何をもたらす)









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