■マルクスの革命は必然■~絶対主義的テーゼ~

おはようございます。

昨日よりいくらか寒い朝です。
今日の東京地方は、久しぶりに晴れ。

傘の心配はなさそうですね。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

ドラッカーは、
マルクスの信条の非合理性こそ
政治的には強みだったとした。

マルクスがたとえ『資本論』を
書いていかなかったとしても、
彼は政治的に訴える力をもっていた。

それは、歴史家として資本主義に
もっとも通じていたからでもなく、
資本主義経済についての
もっとも街学的で首尾一貫しない
退屈な理論家だったからでもない。

それは、彼が、すでに人間の
本性についての絶対主義的テーゼを
確信するに至っていた世界と社会を
そのまま頂戴し、
そのテーゼを政治的に
意味あるものにしたからだった。


「マルクスが科学性を

 主張したことは重要なことではない。

 マキャヴェリが立派な

 カトリック教徒だったことと

 同じように意味がない。

 マルクスはたとえ一行も

 『資本論』を書かなかったとしても、

 政治的に訴える力をもっていた。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 1章 理性崇拝は何をもたらす)











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