■政治的には常に麻痺状態■~過激、遅疑逡巡、強硬、無力~

おはようございます。

雲の多い川崎の朝、
冷え込みは左程です。
季節は秋ですね。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、
理性主義のリペラリズムにとって、
敵は存在しないとした。

存在するのは
間違ったことを学び、
間違った判断をしている者たちが
いるだけである。

その者たちに真理についての
明白な証拠さえ示してやれば、
理性によってその正しさを
知ることのできる者たちがいるにすぎない。

したがって、彼らは、
陰謀を企む者への怒りと、
間違ったことを教えられた者を
導くことへの情熱に燃えるしかない。

彼らは、何が正しく、
何が必要であって、
何がよいことであるかを
常に知っている。

しかも、それらは簡単で
やさしいものばかりである。

だが、彼らは決してそれを実現できない。
なぜなら、権力のために妥協することも、
権力のために戦うこともできないからである。


「彼らは、政治的には

 常に麻痺状態にある。

 理論については過激、行動は遅疑逡巡、

 反対するときは強硬、権力を握れば無力、

 机上においては正しく、

 政治においては無能である。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 1章 理性崇拝は何をもたらす)








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